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Kochi黒潮カントリークラブへ行ってきた|太平洋を望む名門ゴルフ場を満喫した1日

高知県・芸西村にある Kochi黒潮カントリークラブ に、念願のゴルフ旅として行ってきました。
名前だけは前から知っていましたが、実際に行ってみると「ここは本当に日本なのか?」と感じるほどスケールが大きく、太平洋を一望できる絶景コースと、名門らしい戦略性のあるレイアウトの両方を堪能できた素晴らしい体験でした。

この記事では、実際にラウンドした感想、施設の雰囲気、ゴルフ場の歴史や特徴などを織り交ぜながら、当日の様子をたっぷりレポートします。


■ 黒潮カントリーの第一印象:南国リゾート感と名門の風格

高知龍馬空港から車で約25分。海沿いの明るい道路を走っていると、やがて巨大なクラブハウスが見えてきます。
エントランスに車を停めると、まず目に飛び込むのは 広々としたクラブハウス と、遠くに見える美しいフェアウェイ。まるで南国のリゾートを訪れたような開放的な空気に、到着直後からテンションが上がります。

クラブハウスのロビーへ入ると、天井が高く、ガラス越しに広がるコースビューに圧倒されます。何度もプロトーナメントが開催されているコースというだけあり、品のある雰囲気と緊張感が心地よい。
受付ではスタッフの方が丁寧に説明してくれて、初めてでもスムーズに手続きが進みました。


■ 黒潮カントリーの歴史:1989年開場、ツアー開催実績豊富な名門

Kochi黒潮カントリークラブは、1989(平成元)年に開場
設計は竹中土木と四国開発で、36ホールという壮大な規模を誇ります。

そして何より有名なのが、男子プロゴルフツアー「カシオワールドオープン」の開催コースであること。
トーナメントテレビで見ていたホールが実際に目の前に広がっているというのは、ゴルファーにとって感動ものです。

歴史と格式がありながら、リゾートゴルフの開放感も兼ね備えている、全国的に見ても非常に珍しいタイプのゴルフ場だと感じました。


■ 今回プレーしたのは「太平洋コース × 暖流コース」

黒潮カントリーには

  • 太平洋コース(9H)
  • 暖流コース(9H)
  • 黒潮コース(18H)

の全36ホールがあります。

今回は特に人気の高い 太平洋コース → 暖流コース の組み合わせ。

● 太平洋コース:絶景 × 解放感の南国スタイル

太平洋コースの1番ティーに立った瞬間、思わず声が出ました。
眼下に広がる 青い海、そしてその向こうに続く水平線。
高知の自然の壮大さに圧倒される、まさに“特別な1ホール目”。

フェアウェイは比較的広く、南国リゾートらしい伸びやかなショットが楽しめるレイアウトです。ただし、海風が意外と強く、ティーショットが風に戻される場面もありました。
プロの試合で選手たちが風と戦っていた理由がよく分かります。

特に3番ホールはティーグラウンドから海を望む絶景。
思い切って振り抜くと、打球が青空に吸い込まれていくような爽快感がたまりません。


● 暖流コース:戦略性強め、じっくり攻める9H

太平洋コースは絶景メインですが、暖流コースは一転して戦略性が増します。

  • 池やバンカーの配置
  • やや狭めのフェアウェイ
  • 距離感を試されるパー3

と、油断するとすぐスコアを落としそうなホールばかり。

特に印象に残ったのは5番ホール。
右に池があり、左に逃げるとラフが重いというプレッシャーのあるレイアウト。
風を読み、クラブを迷い、そしてミスする…これがゴルフの醍醐味でもあるのですが、黒潮カントリーはまさに「考えさせられるコース」です。

太平洋コースとのギャップが心地よく、1ラウンドを通じて飽きのこない構成でした。


■ コースメンテナンス:さすがトーナメント開催コースのクオリティ

グリーンはやや速め。
転がりが素直で、曲がり幅も読みやすいものの、下りのパットは気を抜くと一気にオーバーします。

フェアウェイの芝は緻密で、ライが均一。
「どこからでも打ちやすい」と感じられるのは、日々メンテナンスされている証拠です。

バンカーはやや硬めの砂で、スピンが入りやすいぶん、しっかりコンタクトできないと距離が出ないタイプ。
プロのトーナメント仕様を少し感じる場面もありました。


■ 昼食:クラブハウスのレストランが最高に気持ちいい

昼食はクラブハウス2階のレストランで。
大きな窓からコースと太平洋が見渡せる、まさに絶景レストランです。

せっかく高知に来たので「鰹のタタキ定食」を注文。
薬味がたっぷりで、炭火の香りがしっかり効いていて、正直これまで食べたタタキの中でも上位に入るクオリティ。

高知の食材ってすごい…と改めて実感しました。


■ 施設:名門らしい品格と、リゾートらしい心地よさ

● 練習場

250ヤードの広々としたドライビングレンジで、事前の調整には十分すぎる施設。

● 浴室

広くて清潔、アメニティも充実。ラウンド後の疲れがしっかり取れます。

● プロショップ

ゴルフ用品はもちろん、高知県の特産品も置いていてお土産に便利。

スタッフさんの接客も非常に丁寧で、名門らしい気持ちの良い対応が印象に残りました。


■ 黒潮カントリーで感じたこと:ゴルフの楽しさを最大限思い出させてくれる場所

今回初めて黒潮カントリーを訪れましたが、感じた魅力は大きく3つ。

① とにかく景色が素晴らしい

太平洋を見ながらショットできるコースは日本でも貴重。
写真を撮りたくなるスポットが多すぎます。

② コース設計のメリハリ

太平洋コースの解放感と、暖流コースの戦略性。
飽きる暇がありません。

③ 名門らしいホスピタリティ

歴史あるコースですが、スタッフの方々も温かく、決して堅苦しさはなし。
「また来たい」と自然に思う雰囲気があります。


■ まとめ:ゴルフ旅の目的地として絶対にまた訪れたい

Kochi黒潮カントリークラブは、
「景色 × 歴史 × 戦略性 × おもてなし」
すべてが揃った、特別なゴルフ場でした。

太平洋の絶景、メンテナンスの行き届いたコース、そして高知の温かい空気。
どれをとっても忘れがたいラウンドとなり、改めてゴルフの魅力を強く感じた1日になりました。

「日本国内でゴルフ旅行をするなら?」
と聞かれたら、胸を張っておすすめできる場所です。

次は黒潮コースの18ホールにも挑戦したくなる…そんな余韻を残しつつ、最高の高知ゴルフ旅となりました。